VOICE VOICE
VOL.12 2007 年 9 月号
8 月で『 B-HOT VOICE STUDIO 』 がオープンして丸 3 年が経ちました。あっと言う間に時間が過ぎた感があります。私個人に関して言えば、レコーディングが無事に終了して、 12/12 にCD 発売が決定しました。みなさんの元気をたっぷりいただいたお陰です。あともう少しすれば 暑さも和らぐでしょう。体調に気を付けて、うたうことを存分に楽しんでください。
◆ VOICE◆
『ジャズとわたし』 野地恵子
早いもので美山先生のところに通うようになって、 1 年と 10 ヶ月になりました。最初のレッスンで汗びっしょりになったこと、しかも恐る恐る目の前の鏡を見ると自分がイメージしているように口は空いていないし、体も延びていない。また出したいように声は出ないし、歌いたいように歌えない。録音したものを聞いてみると更にひどい自分の声と歌・・等等。
それから少しずつでもレッスンに慣れてくるについて、一曲一曲との新しい出遭いが素晴らしいものだと感じられるようになってきました。ただ聞き流していた曲も自分が歌ってみると全然違うもののように感じられます。こんなに一つ一つの曲に魂がこもっているなんて、気が付きませんでした。だから一フレーズでもおろそかに出来ないという気持ちが湧くようになってきました。今はとにかく何度も何度も歌って自分と曲とがごく自然に一体化出来ればいいなと思うようになってきています。とてもとてもまだ道のりは長いのですが。
それから、人に教わるということは自分をさらけ出す事だということも改めて知りました。ごまかしもきかない。自分を偽ることも出来ない。でも美山先生のお人柄のおかげで気負うことなくさらけ出させてもらっています。
また一日の中で発声練習や歌の練習の時間を少しでも作ろうと自然に考えるようになりました。そんな時間はたとえ短くても、私にとってその時の自分と向き合い、体調とか心境とかを含めて自分自身を見つめる貴重な時間となっていることもまたうれしいことです。
というわけで、わたしにとってのジャズのレッスンは自分と向き合い自分を見つめることになっています。このような機会に巡りあえたことに感謝しつつ、忍耐強く指導してくださる美山先生にこの場を借りて感謝したいと思います。本当にありがとうございます。これからも末永く汗をかきながら楽しく練習を続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
◇ 今月のわたし ◇
▼憧れのジャズ Vo. !早く上手く歌えるようになりたいな〜 # 安田輝美 ようこそ!とにかく楽しもう。
▼夏風邪で体調崩し、音楽 + 体調管理の大切さを認識しせり … # 石田真弓 もう治りましたか?
▼ レッスンを始めてもうすぐ一年!ジャズも声も、研究し甲斐があります。 # 福島ゆみこ わたしももっと研究しよう!
▼保冷剤を首にまき地球にやさしいてクーラーやめ生活がたたり、夏バテになりました。 #上田桂子 自分にもやさしく!
▼初 海外ライブ!どんな出会いが待っているでしょうか?!
#三沢ひろみ おー、すごい!
▼ 暑さなんかに負けない! ? #Ayako いろんなことに負けない!
▼鏡で自分の姿を見ると、思い込みと実際は違う自分がいる、という事がよく分かりました! #SARA 論より証拠!
・・・美山こころの声
◆インフォメーション◆
Ayako : 9/12 (水) 代々木「 Bogaloo 」
9/20 (木) 新宿「 Art Place 」
10/2 (火) 代官山「晴れたら空にまめまいて」
10/23( 火) 高田馬場「四谷天窓 comfort 」
AyakoHP : http://plaza.rakuten.co.jp/ayapin777/
三沢ひろみ: 10/2 (火) 国立「ハーバーライト」
8:00pm~
http://www.k2.dion.ne.jp/~tak2004/index.html
SARA : 9/15 (土) 鶴瀬「 PAO PAO 」
Tel:
049-255-6488
http://www002.upp.sonet.ne.jp/kais/paopao/index.html
10/2 (土) 大宮「 Thorough breds 」
Tel:
048-648-9011
http://salovez.web.infoseek.co.jp
前田ひろみ: 9/14 (金) 国立「 no borders 」 8:00pm~ Tel: 042-572-8634
9/28 (金) 立川「 crazy jam 」 7:30pm~ Tel: 042-429-9507
10/12 (水) 渋谷「 baby talk 」 7:30pm~ Tel: 03-3496-9396
赤津アヤ: 9/21 (金) 国立「かろる」(国立駅南口右へ徒歩30秒) 8:00pm~
Tel042-577-3235 チップ制
10/27
(土) 高田馬場「
Sunny Side 」(
2:00pm~ Tel 03--496-9396 チャージ \2000
♪ 美山ひと言アドバイス ♪
赤津アヤさん うたうときの姿勢は、徹底的に身につけたほうがいいですよ。発声が安定します。英語の発音のために口角を上げることも徹底的にやってみましょう。
ヘレン・ベイカーさん 発声のことにばかり気を取られていたころとは違って、最近は歌の内容に気持ちが向くようになりましたね。その姿勢を忘れずに、うたうことを楽しんでください。
天宅しのぶさん
英語のリズムが変わってきましたね。英語の発声を徹底的にマスターすると、うたうことがぐっと自由になります。レパートリーの復習は力になります。
磯部崇史さん 1曲をゆっくり、丁寧に練習することで、確実に力がついてきています。この調子で曲数を増やして行くと、メロディーラインにも自然に馴れてきますよ。
ドリス伊東さん 少しづつハードルを上げて取り組んでいることで、歌唱力がアップしてきました。リズムの感じ方も変わってきました。向上心を保って楽しんでください。
ちえさん 忙しい仕事を抱えてなかなか練習する時間もないと思いますが、やる気になっている今がチャンスなので、高いハードルを越えるようにがんばってください。
岩田京子さん 古いレパートリーを掘り起こして、英語のリズムと音楽的なリズムを再トレーニングするという姿勢がいいですね。必ず成果が現れますよ。
大石めぐみさん 曲全体とフレーズを波で捉えていくようにすると、メリハリが生まれてきます。部分部分ではなくて、 まず大きく広く見てからうたうようにしましょう。
小畑令子さん 新しい曲を練習するのと同時に、以前練習した曲をもう一度取り出してみてもいいですね。きっとおどろく発見があるはずです。譜面を用意しておいてください。
川上静恵さん このところバラード曲のうたい方が、とても自然になってきましたね。魅力のひとつになると思いますよ。自信を持ってどんどん取り組んでください。
河村留理子さん ライブの度に必ず録音するといいですよ。自分の耳が一番の批評家です。自分の音楽の進歩も確かめられます。地道な努力の積み重ねが大切です。
いとゑさん 年齢を重ねれば筋肉も衰えてきて、音域が狭くなってきます。それを認めて受け止めることで、却って自由になれます。こだわりを棄てて楽しんでください。
K ソニックスさん 発声の命は呼吸です。呼吸がスムーズに行くように練習してください。呼吸は音楽のリズムと英語のリズムの命とも言えます。がんばって。
SISTER さん 繰り返し聴くことと、繰り返し声に出すこと。これが、英語のリズムと音楽のリズムの習得には欠かせません。必ず結果が出ることを信じて精進してください。
鈴木麻美さん 練習はストイックで孤独な作業です。けれど練習は決して裏切りません。やっただけの結果が必ず返ってきます。自分のテーマに集中して練習しましょう。
TONKO さん 他人と比べる必要はありません。ひとりひとり個性が違います。こうでなければならない、という思い込みはなくしましょう。自分らしくうたってください。
中村亜海さん 発声と呼吸のコツがつかめれば、リズムの捉え方も今よりずっと楽になります。確実に成果はあがっていますよ。コツコツとやっていきましょう。
本間由紀子さん ジャズヴォーカルだけでなくて、ジャズの演奏の CD も聴きましょう。聴きながら一緒に体を動かして、一緒に呼吸してみましょう。リズム感が身につきますよ。
前田ひろみさん フレーズを波として捉えましょう。エネルギーを発散するべきところでは中途半端にならないように、 また引くべきところは抑制を働かせるようにしましょう。
室田せい子さん 日本語の歌詞をつけたら、時間を置いてまた見直すといいですよ。日本語のリズムと英歌詞の意味の両方からのアプローチが必要ですね。
南ひろみさん ノドを休めることも時には必要です。酷使し過ぎないように注意して練習してください。インストのCDに合わせて体を動かすだけでも練習になります。
山崎千晴さん 身につくようにするためには、実際に声に出して練習する必要があります。しかも思っている以上の練習量が必要です。納得できるまで繰り返してください。
濱のぞみさん 英語のリズム感を強化しましょう。歌詞の内容がしっかり伝わって聴こえるようになります。フレージングもスムーズになります。がんばって。
SARA さん チャンスがあったら、来日するジャズシンガーやジャズミュージシャンのライブやコンサートを聴きに行くようにするといいですよ。大切な経験になります。
sihosiho さん とにかく心配し過ぎないでうたってください。完璧に、なんて考えないでください。自分を縛ってしまいます。間違ったってどうということはないんです。
染谷ひろ子さん 思い込みをなくしましょう。視野を広げて、今までとは違うアプローチも試してみてください。流れやタイミングに注目してみましょう。
Ayako さん ひとつの歌詞に、まったく違うメロディーを2通り付けてみる、という試みをしてみると面白いですよ。 ワンパターンに嵌らない曲作りのヒントです。
野地恵子さん 1曲の中にドラマを見つけましょう。脚本家や演出家を兼ねた女優になったつもりでうたってみると、 一味違ったうたに仕上がりますよ。
今泉庸子さん うたに軽さが出てきました。緊張ばかりでは聴いている人もリラックスできません。解き放ったり、 緩めたりすることも、同時に必要です。
石田真弓さん 呼吸のコツを掴むと、フレーズもスムーズになるし、もっと枠をはみ出してうたえるようになります。 姿勢は、毎日意識して矯正しましょう。
竹島千絵さん 呼吸がもっと深くなるといいですね。そうすれば、フレージングが自由になります。音楽のリズムも英語のリズムも楽につかめるようになります。
新居恵美さん 仕事が忙しくて、なかなか練習できないと思いますが、心配しないで、マイペースでやってください。発声もリズム感も確実に進歩してますよ。
成宮美保子さん メロディーを波で捉えてください。どの音も同じ比重でうたう必要はありません。また、1曲の中の波も感じるようにすると、メリハリが出てきます。
吉村早織さん フレーズのうたいかたのコツが少しわかったのではないでしょうか?今の曲をいいきっかけにして、他の曲でも同じようにやってみるといいですよ。
守下裕美子さん 今は英語の発音に集中して練習してください。徹底的に練習してください。成果は必ず現れます。そして、それだけで、うたが変わります。
松田芳枝さん 呼吸のコツが少しつかめたようですね。ピッチがずい分と安定してきました。軽さと明るさが出てきました。バラード曲をもっと増やしましょう。
Mackey さん 発声がとてもよくなりました。明るく、発散されるようになりました。それを基本にして、1曲1曲の中のドラマを表現してうたってください。
麻依子さん うたうことを楽しむ、という姿勢がいいですね。欲を言えば、もう少し練習時間がとれるといいんですが。色々なタイプの曲を練習していきましょう。
正田亜八香さん はじめは、練習どおりにはなかなか人前ではうたえないものです。たくさん恥じをかいて度胸がついてきます。がっかりしないで、練習を重ねてください。
酒井由美子さん 自分が思っている以上に耳がいいです。メロディ・フェイクが自然に出来ています。英語も集中して練習すれば、きっとすぐに上達すると思います。
福島すみこさん 自分の体が語ることに耳を傾けましょう。そして自分の心の声にも耳を傾けましょう。素直に従ってみると、案外簡単に楽になれるかもしれません。
上田桂子さん 大分、うたうときに照れがなくなってきましたね。声の魅力をもっと活かしましょう。バラード曲を練習しましょう。ドラマを感じながらうたってみましょう。
山浦知子さん 声も耳も、素質に恵まれています。もう少し練習する余裕ができるといいですね。もったいないと感じます。色々なタイプの曲を練習していきましょう。
石井章子さん 声が楽に出てくるようになりました。歌にも軽さが出てきました。体調と相談しながら、ゆっくりペースで続けてください。姿勢は普段から気をつけて。
黒澤京子さん 少し肩の力を抜いて、軽やかにうたってみましょう。正しく歌わなくては、という思い込みは自分を縛ってしまいます。話すようにうたうといいですよ。
尹紀和さん 体調と相談しながらレッスンを続けてください。声の魅力を充分に活かせる曲を増やしたいですね。やってみたい曲をリストアップしておいてください。
Settima さん 発声が変わってきました。明るくなってきました。今までのレパートリーのキーを見直してみたほうがいいかもしれません。英語のリズムを大切に。
古河謙江さん 楽しんでうたっている姿勢がいいですね。今は色々な曲をたくさん練習していきましょう。メロディーと歌詞の関係も曲数を重ねていけばわかってきます。
能登谷淳子さん 少し肩の力を抜くと声が明るく、軽くなって、うたが弾けてきますよ。仕事での緊張感を緩 めるつもりで、レッスンには気楽に臨んでください。
枝川佳世子さん 体も、顔面も、力を抜いてみましょう。こうでなければならない、ということは何もありません。色々な可能性があります。ゆっくりと大らかにいきましょう。
安田輝美さん 身についている癖を取り除くのには時間がかかります。焦らずに練習を重ねていきましょう。明るく、軽く、というのがテーマですね。
関夏美さん 明るく、伸びのある声をしていますね。それを大切にしてください。今は色々なタイプの曲を練習する時期です。練習の中でリズム感を養ってください。
久住奈央さん うたもお芝居と同じように、ことばを大切にしてください。声を出すことが全てではありません。自然な流れを感じながらうたってみましょう。
三國由布子さん 音楽の下地があるので、キャッチするのがとても速いです。発声もスムーズです。どんどん曲を覚えて、いろいろな可能性を見つけてください。
遠藤淑子さん 姿勢は普段の生活から気をつけるようにしましょう。今は明るく、軽い発声をテーマにやっていきましょう。普段の会話から注意するといいですよ。
山原有伊里さん からだと相談しながら、ゆっくりとやっていってください。1曲1曲のストーリーを想像しながらうたってみましょう。音楽の世界は豊かです。
平石伸一さん 体や顔の緊張がほぐれるといいですね。自分にプレッシャーをかけないように、ゆったりと構えてください。魅力的な声ですよ。自信を持って。