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VOL.11 2007 7 月号

梅雨に入って、外の暑さとエアコンの効きすぎと湿気で体調を崩しがちです。みなさん、健康管理には充分気をつけてください。私は久々にレコーディングをします。レッスン時間の調整に協力していただいて、ありがとうございました。みなさんの活気に刺激を受けて、私も気合を入れてレコーディングに臨みます。

 

VOICE

『鏡の中の自分』  テラピー

 自分の歌の表現を深めたくて、美山道場の門を叩いてから一年半の月日が過ぎました。

未だにスキャットやフェイクは出来ない不出来な生徒ですが、そんな僕でも気づいたことがあります。歌う上において大切なところは、挙げればきりが無いですよね。たとえば、母音の大切さ、ピッチ、4ビートのノリ方、歌詞を読んでその世界観を自分の実体験として消化するなど。 

 レッスン後に録音したレッスン音源を聞いてみると、自分の想像とは裏腹に全然イメージどおりに出来ていないことが多々あります。「こう歌うと素敵だな〜」って言うものを自分がやってみると結局は何か違う。

そんな試行錯誤の中、レッスン中にふと気づいたんですよね。レッスン室のピアノの隣になる鏡に映る自分を見て。人様には見せられない顔(笑)で発声。でもこれが本当の自分の姿なんだなって。自分のことって自分が一番分からなくて、それは自分の良さも含めて。どんなに誰かを羨んでもそれは誰かのもの。鏡に映る自分の姿を受け入れて初めて、自分らしく歌えるのだと実感しました。いくら変な顔をして歌っていても(笑)。自分らしく歌うってとても軽やかで、自由に空を飛んでいる感覚に似ていて、それだけで嬉しくなります。

今まで出会ってきた曲、そしてこれから出会う楽曲の中で、七色の大空を自由に飛べるように、日々精進していくと決意した今日この頃です。 

今月のわたし

 

#人生いろいろ。それもすべて歌に託して。 濱のぞみ    おんなもいろいろ、歌に託して!

#スタンダードの歌詞をもっと深く理解しうたいたい!!切実です。 石田真弓     すばらしいです!

#張り切りすぎてオーバーヒート。こりゃあかん・・・  鈴木麻美 過ぎたるは・・・

#携帯電話、壊れる迄使うのは私だけ? ▼加藤夕季 耐久年数超えたのね?

#ささやかな筈の鼻歌がかなり大きいみたいです人が振り返ります。 ▼SARA 迷惑にはならないように!

# 力まずに自然体で、深みのある声になりたい!テーマは肩の位置!! ▼南ひろみ 身につくまで毎日チェック!

#トリオをバックに歌うとレッスン間のモチベーションが保てますね! ▼ドリス伊東 どんどん歌いに行って!

30 年ぶりにラジオの基礎英語を聞いてます。面白いヨ  ▼小畑令子 英語はリズムだ!

# 百聞は一見にしかず!ライヴ鑑賞でジャズの楽しさ再発見。 ▼福島すみこ   チャンスは逃さずに!

#重い風邪からやっと復活!声が出ることでレッスンで要練習の曲も頑張れそう・・・。  ▼中村亜海 よかった、よかった!

# 歌をならっているというと友達はカラオケと勘違い。少し憤慨しています。 ▼上田桂子 友達に聴かせよう!

*・・・美山こころの声

 

◇インフォメーション◇

 

Ayako :      7/27( ) 阿佐ヶ谷「 Next Sunday Open18:30 Start19:00   チケット \1,000 drink 代別)

8/8 (水)  新宿「 Art Place   Open18:30 Start19:00 チケット \1,500 drink 代別)

8/19 (日) 高田馬場「四谷天窓 comfort Open18:30 Start19:00  チケット \1,500 drink 代別)

             AyakoHP :   http://plaza.rakuten.co.jp/ayapin777/

三沢ひろみ:   7/7 (土)  梅ヶ丘「ゾーエー」  7:15pm~

Tel: 03-3706-7905
7/28
(土) 「くにたちパリ祭」くにたち商協ホール  3:00pm~  チケット \2,000

Tel:042-572-1730

出演:竹下ユキ 柳澤伸之 三沢ひろみ  w/ 長南和道 (P) 大塚雄一 (Acc)

問い合わせ: 090-1706-0393

SARA :     8/21 (火)  大宮「 Thorough breds 」  20:00~

Tel: 048-648-9011

http://salovez.web.infoseek.co.jp

 

南ひろみ:    7/31 (火) 赤坂「 G's bar 」 (オリジナル、スタンダード曲を歌います)  20:00~

赤津アヤ:    7/13 (金)  国分寺「 giee 」   20:00~ チャージ \1,000

Tel: 042-326-0770

 

美山ひと言アドバイス

 

赤津アヤさん     からだの使い方を覚えると、発声が安定して、フレージングも楽になりますよ。英語のリズムにも更に注意していきましょう。繰り返し練習してください。

ヘレン・ベイカーさん 努力が確実に成果に結びついていますよ。発声がとてもスムーズに自然になってきました。リズムの感じ方も、以前とはずい分変わってきましたね。

天宅しのぶさん       英語のリズムに注目して練習を続けていれば、発声もフレージングも必ず変わってきますよ。その意味で今取り組んでいる曲は、いい素材だと思います。

磯部崇史さん     うたに対して取り組む姿勢が変わってきましたね。とても真摯に熱意をもって練習しているのがわかります。名唱、名演奏をたくさん聴いてください。

ドリス伊東さん    真面目に根気強く練習していることが、着実にうたに反映されています。歌詞の解釈にも熱心に取り組んでいて、それも確実に成果を見せています。

岩田京子さん     ギターとのデュオで表現できることに限界を作らないで下さい。色んな可能性を試してください。そのためにはヴォーカルも自立しなくてはいけません。

大石めぐみさん    今練習している曲は、これまでとは違った魅力を引き出すことになると思います。これをひとつのきっかけにして、テイストの違う曲も練習しましょう。

小畑令子さん     英語のリズムの重要性に注意が行くようになって、うたにもいい影響が出ています。からだの使い方は普段の生活から気をつけると、変わって来ますよ。

加藤夕季さん     英語のリズムに忠実にうたっていけば、フレージングはもっと自然になりますよ。力の抜き具合を覚えると、もっとニュアンスが付けやすくなります。       

川上静恵さん     回数は少なくても、ライブは続けてください。自分の中に感じているものを他人に伝えるためには、思っている 3 倍以上、外に出す必要があります。      

河村留理子さん    ジャズヴォーカルはこういうものだ、とか、CDで聴いたようにうたいたい、といった思い込みを棄てましょう。自分らしく、等身大でうたってください。

堀口玲子さん     うたうことに対して、より積極的になってきましたね。自分のレパートリーにしたいと思う曲を、丹念に繰り返し練習するのは、すばらしいことです。

いとゑさん       少しだけ肩の力を抜くといいですね。目いっぱいうたってしまわずに、間をあけてみたり、語るようにうたってみたりすると、メリハリが出ますよ。

K ソニックスさん   曖昧にしてしまわずに、根気強く、ていねいに、明確にする姿勢がいいですね。うたの表現が更に豊かになるための、大切なプロセスだと思います。

SISTER さん     英語のリズムの練習は、とにかく繰り返し声に出してみることです。聴いているだけでは身につきません。運動と一緒です。日々精進ですね。

鈴木麻美さん     ステージ上で自分をコントロールするのは大変です。ライブの度に学習して、経験を生かせるようにしたいですね。自分と徹底的に向き合うことも必要です。

TONKO さん          1 曲をじっくり時間をかけて練習してみると、気がつくことがたくさんあるし、その曲がもっ  と好きになって、うたうことが今以上に楽しくなりますよ。

中村亜海さん     タイミングの取り方がからだに沁みこむまで繰り返し練習してください。曖昧なままにしないで、自分の中ではっきりとするまで、続けてください。    

本間由紀子さん   ライブお疲れ様でした。プロのミュージシャンの伴奏でうたうと、また新しい発見がありますね。リズムのトレーニングを根気よく続けてください。    

前田ひろみさん    1 曲の中でもニュアンスは様々に変わります。メロディーからそのことをつかむのと、歌詞からつかむのと、両方からアプローチしましょう。

室田せい子さん    スタンダード曲に日本語の歌詞をつける、という試みをライフワークにしてほしいです。以前にやった曲も、もう一度見直してみるといいですね。

南ひろみさん     ゆっくりでも、着実にやっていくことが、結局は近道になります。今のやり方で間違っていないと思いますよ。英語のリズムは根気よく練習してください。

山崎千晴さん     雰囲気や感情表現を際立たせるために、メロディーと歌詞の関係やタイミングに対して根気強くあたっていきましょう。確実にできるまで練習してください。

濱のぞみさん     仕事とライブ活動の両立は大変だと思います。体調に気をつけて、焦らずに続けてください。英語のリズムやフレーズの歌い方は丁寧に練習してください。           

藍さん         新しい仕事と勉強で大変な時ですね。うたの練習時間はなかなかとれないと思いますが、 1 5 分でいいですから、発声練習だけはしていてください。

SARA さん      努力は着実に実っていますね。でもレッスンでやったことが全てではありません。それに捉われずに、ライブの現場でも謙虚に勉強してください。

sihosiho さん     こうでなければならない、ということは何もありません。自分を縛らずに、心配し過ぎずに堂々とうたってください。レッスンでトライしましょう。

テラピーさん     子音の発声に気をつけると、今よりもっと英語が軽くスムーズになりますよ。その結果フレージングが滑らかになって、ノリが良くなってきますよ。

染谷ひろ子さん   発声はとても軽くなってきました。癖はなかなか抜けないものです。コツコツとチェックを続けてください。 4 ビートの曲も根気よく練習してください。     

Ayako さん      うたが安定してきましたね。表現の幅も広がってきました。誠実にやっていれば、チャンスは必ず来ます。型にはまらない曲作りを心がけてください。

野地恵子さん     新しい曲はメロディーを覚えて、それがしっかり自分の中に入ってくるまでにとても時間がかかります。焦らず、じっくりと取り組んでください。

今泉庸子さん     目いっぱいうたうばかりでは、平坦になってしまいます。強と弱、静と動、密と疎、波のうねり、というようなダイナミクスを研究するといいですね。

石田真弓さん     地道にコツコツと練習することは絶対に必要です。特に若いうちにそういう習慣を身につけておくと、後になってからの成果が違ってきますよ。

竹島千絵さん     うたうときの姿勢には普段から注意しましょう。1曲ごとに確実になるまで練習するという心構えはとても大切だと思います。健康管理も忘れずに。

新居恵美さん     英語力はバラード曲にも生きますよ。うたおうとするよりも、語るようにうたってみると、苦 手意識もなくなると思います。いい曲がたくさんありますよ。

成宮美保子さん    少し肩の力を抜いてみましょう。メロディーには色々な表情があります。音には様々な色があります。ニュアンスを大事にしてうたってください。

吉村早織さん     母音の区別を大げさにつけてみましょう。顔中の筋肉を使ってみましょう。うたにも表情がついてきますよ。歌詞を早めに覚えるといいですね。

守下裕美子さん    発声がずい分軽くなってきました。英語もリズムも、集中して、注意深く聴くようにしましょう。確実に出来るまで繰り返し練習してください。

松田芳枝さん     顔面の筋肉が柔軟に動くようになると、発声がもっと楽になります。鏡を見ながら練習してください。バラード曲を増やすといいですね。幅が広がりますよ。

Mackey さん      内面の情熱が表に出てくるようになりました。発声練習の成果に自信を持ってください。曲を歌う時にも、失敗を心配しないでトライしてください。                     

麻依子さん      耳で聴いたものを実際に歌えるようになるには、時間がかかります。すぐに出来なくてもがっかりしないでください。繰り返して練習してください。

ちえさん        今の自分に満足することなく、新しいことにトライしていく姿勢がいいですね。音楽にはゴールはありません。探求することはいくらでもあります。

正田亜八香さん    バンドで実際にうたうと楽しいですね。色んな情報もたくさん入ってくると思いますが、振り回されることなく、曲を大事にしてうたってください。 

酒井由美子さん    1曲1曲に共感しながらうたっているのがいいですね。これはとても大事なことです。コツコツと努力していることが成果につながっていますよ。

西村祐子さん     発声がとても軽く、明るくなりました。うたうときの緊張は、曲が自分の中に沁みこむまで繰り返しうたっていくことで次第にほどけていきますよ。

福島すみこさん    少しづつ硬さがとれてきて、うたにも表情が出てきました。体の使い方は、自分で確かめながら覚えて行きましょう。色々なタイプの曲を練習しましょう。

上田桂子さん     歌詞に共感しながらうたうことができたら、うたに表情がつきますよ。英語のリズムは繰り返し実際に声に出して練習していくことで身につきます。

山浦知子さん     忙しい生活の中で、うたの練習時間を見つけるのは大変だと思います。自分の譜面を書くのも時間がかかりますが、工夫してやってみてください。

石井章子さん     体調と相談しながら、無理をしないでレッスンを続けてください。発声はとても軽くなってきました。力まずに、語るようにうたうといいですよ。           

黒澤京子さん     うたへの情熱を実際に声に乗せられるようになるには、時間がかかります。焦らずに、1曲づつ着実に練習していけば、必ず成果が表れますよ。          

尹紀和さん      今のペースで練習をしてください。自信を持ってうたってください。自然な感じがいいです。声がもう少し胸に響いてくるようになれば深みが出ます。

渡辺佐知子さん    無理をして自分にプレッシャーをかけないようにしましょう。時間はたっぷりあります。本来の自分のペースに従って、着実に進んでいきましょう。

Settima さん     少しづつレッスンにも慣れて来て、発声も変わってきましたね。自分の声の響きが変わる ことで、うたいかたも変わりますよ。もっと楽しくなると思います。

KENZO さん      シンガーは体が資本です。体調管理はしっかりと。ジャズヴォーカルを勉強する上で、英語と4ビートのリズムについては避けて通れません。根気強く。

古河謙江さん     初めはなかなか思うようにうたえないものです。焦らずに練習してください。積み重ねが大きな力になります。歌詞を味わえるのは大人の強味です。