B-HOT VOICE STUDIO SINCE 2004

                  VOICE VOICE

                   VOL. 71 2017 年 9 月

 

残暑はきついですねえ。 でも秋にはもう少し待ってもらいたい気もします。 夏の疲れと闘いながら、

体力の低下とも戦いながら、 気力だけは負けずに GO です!

 

◆VOICE◆

 

                 『ジャズとの出会い、そして今』    ヒロ

 

 

幼少期からクラッシック肌で、歌といったら合唱という中にとっぷりつかっていました。学生時

代は「ジャズ」に関しては積極的にライブを聞いたり、唄ったりすることは一切ありませんでした。

TV コマーシャルや喫茶店等では、軽いのりでとっつき易い、ノリのいい BGM 音楽の世界と感じてい

たくらいでした。

 

そんな中、大学時代、合唱をやる中で、リンダ・ロンシュタットの歌うスタンダードのアルバム

「ラッシュ・ライフ」を聴いた時に、 Skylark や When I fall in love といった伸びのある歌声と

バンド演奏に、いい音楽だな ? という 感銘を受けた思い出があります(今でもアルバムは手元にお

いていますが)。米国では「スタンダード曲」として位置づけられ、日本ではジャズ曲として誤解さ

れているとの記載も解説にありましたが、ジャズミュージシャンと一緒のボーカル演奏に新たな世

界を感じた記憶があります。

 

そして卒業後、合唱の演奏会に来ていただいていた先輩から「ライブがあるからどうだろう」と

誘われたのが、初めての「ジャズ」というものに直に触れるきっかけでした。その後、映画やミュ

ージカルで使われた曲も、演奏の仕方でジャズにアレンジして演奏されるのを目の当たりにして、

そのノリの良さに、「ジャズ」も改めていいな ? という思いで、「ジャズ」の世界に入って いきまし

た。会社生活の趣味として続け、退職後は、極めたジャズで本格的に歌えたらいいなという夢を抱

きつつ、元来、歌好きな私は、ワークショップやグループレッスン等を重ねつつ、また、学生時代

のようにセッションで歌を唄うことを親しむようになっていました。

 

5 年位して歌う曲は増えつつも、クラッシック、合唱畑から来ているために、「ジャズ」になって

 いない部分、自己の眼に限られる部分に少し限界を感じ、何とかしたいという思いがありました。

そんな折、セッションで、美山先生に習っておられるベテランの上手い先輩生徒さんと話をする機

会があり、先生のことを知り、門をたたくことになりました。それまで知らなかったジャズらしい

ノリ、強弱のつけかたについて、これが「ジャズ」の唄い方であると、バラード、 4 ビートの曲ご

とに具体的に見本を示される中、は ? 、そうか と、できていた部分、出来てなかった部分を気づか

される日々が始まりました。それまでと異なるノリ、唄い方に気づき、毎回、新たな世界が広がっ

ていることを実感しています。

 

バラード、4ビート、ボサノバ、ワルツの全ての曲に共通する原則ルール、各曲に特有のノリ、

強弱のつけ方、そんな学び・気づきをレッスンから習得し、これからも「ジャズ」の世界を愉しく

極めていければと思っている今日この頃です。引き続き、よろしくお願いします。

 

 

 

今月のわたし ◇  

▼暑いけど夏万歳!まだまだ楽しむぞ !  Δ石田真弓 秋が来る前に!

▼まさかの骨折、家事は無理でも歌は OK Δ本間望  骨折しても歌う!

▼初ライヴ無事終了 !!! Δ富田節子    どんどん行ってみよう!

*みなさんの コメント待っています! よろしく!     

*暇な時には私のブログでも読んでくださーい!  http://miyakayo.seesaa.net/

*・・・ ミヤマこころの声

 

♪ ミヤマひと言アドバイス ♪

 

岩田京子さん     ジャズヴォーカルへの思い込みを棄てましょう。自分らしく自分が輝く歌い方が大事。

 

大石めぐみさん    フレーズの途中で流れが止まってしまわないよう、最後まで空気を上げ続けましょう。

 

ちえさん        久しぶりにうたう曲は、アレンジを変えて、以前とは違う雰囲気にしてもいいですね。

 

中村亜海さん     次の音とのインターバル、つまり音程をもっと広く捉えましょう。印象が変わります。

 

山崎千晴さん     フレーズの歌い出しを下から持ち上げないようにしましょう。タイミングが遅れます。

 

NOZOMI さん      ミュージシャンに注文をつけましょう。どういう歌にしたいか意思表示をしましょう。

 

SARA ☆さん      管楽器が入るライブでは積極的に管との4バースをやるといいです。触発されるはず。

 

sihosiho さん      高音部もどんどん使ってみましょう。張り上げるばかりでなく抜く歌い方もあります。    

 

野地恵子さん      復習シリーズではハードルが上がっています。それだけ進歩していますから積極的に。

 

石田真弓さん     背中が縮こまると発声が自由になりません。揺すり上げるようにしてうたいましょう。

 

新居恵美さん     うたうときに空中をイメージしてみましょう。より広くより高い位置を掴みましょう。

 

モカさん         ピッチを矯正できるようになってきました。うたい出しを力まないようにしましょう。

 

松田芳枝さん     全体の印象は軽やかで都会的にし、1日に 1 曲だけ重厚なものを入れるといいですね。

 

Mackey さん      うたっている間に腕が緊張しています。体の使い方とフレーズはリンクしていますよ。

 

桜井紀子さん     高音域での薄い声は前の方に当て、深い声は奥の方に当てるように使い分けましょう。

 

えみ子さん       口の回りにくいフレーズは失敗しても何度でもトライしてください。語尾には要注意。

 

玉井美知子さん    ジャズ特有の消えていなくなるうたい方をマスターしましょう。出しっ放しではなく。

 

菅原悦子さん     英語を慌てて発音しようとして間違えてしまいがちです。ゆっくり構えて反復練習を。

 

マキさん        自己流でうたっていた曲を、一度全部チェックしてみましょう。確認と訂正を兼ねて。

 

萩田早苗さん     自分で作ったフェイクのフレーズをまずはしっかり覚えましょう。変更はその後です。

 

丸田町かおりさん   タイミングは自分が思っているよりももっと早くていいです。次の子音の準備も早く。

 

安井美和さん     英語は大胆に発音しましょう。ポーンと高い場所に放り上げてつなげていきましょう。

 

谷口歩さん       フェイクのフレーズにブルーノートやテンションノートを使うと一味違ってきますよ。

 

本間望さん      ユニークな発声はそのまま変えないでいいです。ノリ方と英語は雑にならないように。

 

横洲かおるさん    ボサノヴァ曲は是非原語にトライしてください。新たな魅力を引き出せると思います。

 

瑞季さん        ラッシュし過ぎて前のめりにならないように、意識してスペースを作ってみましょう。

 

浦野友彦さん     同じ音が連続している時にピッチが下がらないよう注意しましょう。力まないように。

 

宮坂義人さん     ブレスした後の第一声を大きく出してしまうと、フレーズが尻つぼみになりがちです。

 

杉山敬子さん     スキャットの時に声を前に吐き出さないように注意。次へ移る前に一瞬止めましょう。

 

小野曜子さん     声を前に出すのではなく奥へ向かって出すようにすると、発声がフニャっとしません。

 

June さん       右の肩甲骨と脇をもっと使いましょう。肩だけ上げていても空気は上がってきません。

 

YOU さん        うたっている間に体が下がってピッチが下がっています。全身を揺すり上げましょう。

 

ざくみさん       次のライブに向けてレパートリーを増やしていきましょう。自分らしい曲がいいです。

 

チャムさん       新たな気持ちで始めてください。英語も確実に言えるまでゆっくり練習してください。

 

Yuri さん       力むと空気の流れが下に行ってしまい、表現が外に向かわず内にこもってしまいます。

 

KANON さん      ここぞという箇所で長い音符を強い声で出して、すぐ弱ってしまわないように要注意。

 

ヨシコさん        メロディを最優先にすると、うたいすぎてしまいます。歌詞を伝えることを最優先に。

 

lili さん         体を使った発声に慣れると、声量や音程だけでなくリズムや表現も変化していきます。

 

sari さん        発声練習では下アゴを押さえると上への通路が見つかります。空気のつながりが大事。

 

冨田節子さん    つまらない批評には耳を貸さなくていいです。つまらないうたにされてはいけません。

 

ヒロさん         低域は思い切り重く、中高域は軽く明るく発声するとメロディが浮き彫りになります。

 

平野佐恵子さん    ブレスのタイミングも大事です。何拍伸ばして何拍目で次の音に入るか決めましょう。

 

MAYU さん       覚えたことや譜面を見ることに集中しないで、音に耳を集中してうたってみましょう。

 

horihorri さん     Welcome! 肩の力を抜いて、ジャズを楽しんでください。まずは基本から始めましょう。

 

YUKI さん        Welcome! 色々なジャズマン、シンガーの音源を聴いてください。楽しくやりましょう。

 

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