B-HOT VOICE STUDIO SINCE 2004

VOICE VOICE

VOL. 60        2015 11

 

 

寒くなってきましたね。 あっと言う間に冬になりそうです。 長い冬が始まると思うとちょっと気が重くなりますが、 ここはひとつ

じっくり音楽に取り組める期間だと捉えて、新しい曲やうたい慣れた曲に向かい合うのもいいですね。 

 

◆VOICE◆

『無題』      谷口歩

 

 始めた頃は、丸の内から新宿まで歩いて帰る道で毎日練習していた。皇居のお堀を右手にゆるい坂を上って国立劇場を過ぎ、麹町から四谷、四谷三丁目、新宿御苑、新宿へと歩いていく。レッスン録音を繰り返し聞きながら歌っている足取りはいつも弾んでいた。

 徒歩通勤が出来なくなってからはいつも練習不足。レッスン日は反省大会で、翌々日には悔しい思いはどこかへ置いといて日常生活。そして次のレッスン日が迫ってくると焦りだす。もう毎回ぎりぎりいっぱいなのだ。

 練習不足の大きな理由は他にもあって、英語。全然ダメな英語。

 レッスンで落ち込む日は曲が出来なかった以上に英語が全くダメだった日。歌になると発音はカタカナになる。ちゃんと発音が出来ていないと音も上がりきらず音が取れない。習い始めて数年が経った今録音を聞くのが嫌になった。自分の歌声を聞くのがすごく嫌でだんだん練習が出来なくなっていった。

 でも。

 どうしようもなくなってきてはじめて、なんとかレコーダーのスイッチを入れる。地下鉄から地上に出て夜風を感じてONして、後ろを振り返って誰も居ないのを確かめてから歌いだすと、あれれ?気分が上がってる。

 聞くまでがとてもしんどいのだけれど、歩きながら歌うってやっぱり上がる。

 

 体調が悪くお休み勝ちだし練習不足でレッスンに行くことにも気が引けて、辞めたほうがいいか、しばらく休もうか、私なりに悩んでいても先生は、ここに来るだけでここで歌うだけでも良いから、音楽療法にもなるからと、続けることを勧めてくれる。

 こんなひどいのを聞かされていて先生の耳は壊れないだろうか。

 歌うって難しい。楽器を習うより難しい。自分の体をまず楽器に仕上げなくてはならないからすごく難しい。

 歌える人って素敵。素敵になりたいけれど、まずはレッスンの録音を聞くのが嫌じゃなくならないと。自分を好きになるには、英語ができるようになるにはどうしたらいいかしら。

 

◇ 今月のわたし ◇  

☆ジャズの秋食欲の秋に負けそう・・・  #石田真弓 食欲も大切なのだ!

☆寒くなりダイエットするひまもなく着ぶくれる。 #杉山敬子   最近太り気味な私・・・

*みなさんの コメント待っています! よろしく!     

*暇な時には私のブログでも読んでくださーい!  http://miyakayo.seesaa.net/

*・・・ 美山こころの声

 

▼インフォメーション▼

 

新居恵美: 12/4 (金) 浅草『 ZINC (ジンク)』 18:15 Open 19:00~ 2Sets MC 2,500 円+1ドリンク別オーダー

              < Beautiful Songs for Christmas >

              日ノ下慶二 (piano)  坂下貞行 (bass)  菅原良 (drums)

              新居恵美 いましろ由子 遠藤真智子 岡田美千代 小野曜子 山田陽子  (vocals)

              TEL: 03-6680-2830

              http://music.geosites.jp/zinc_asakusa/

 

浦野友彦: 12/12 (土) 『 Live Jazz Bar DOLFAN 』 19:00 Open 19:30 Start Charge \3,000

              浦野 Q ( 浦野友彦 (Vo, G), 林田浩一 (Ts), 高永俊幸 (G), 坂下貞行 (Ba), 山口美智代 (Pf))

              東京都豊島区南大塚 2-32-8 B1

              TEL 03-3945-0529

 

赤津あや: 12/12 (土) 荻窪『ルースター』本店 12:30 Open 13:00 Start Charge \2000 (1ドリンク付)

              < Sweet Tangerine Christmas Live >

              あや  Atumi  真理子 みちよ なりこ (Vocals)

              田村博 (P) 高尾幸宏 (B)

              TEL: 03-5347-7369

              予約: aya-natsu-7837@ezweb.ne.jp Tel 080-5084-3350 ( 赤津あや )

 

杉山敬子: 12/23 (祝) 曙橋『 JAZZ BAR フイルイン』 20:00 Start 3sets Charge \2,000 + 2 オーダー

               TEL: 03-3358-4885

               http://www5.hp-ez.com/hp/fillin/

 

 

♪ 美山ひと言アドバイス ♪

 

赤津あやさん      4 ビートのノリにじっくり取り組む姿勢がいいですね。必ず成果が出ますから焦らずに。

 

岩田京子さん     曲によっては、 まっ平らな感じではなく少しビブラートをかけてみることも必要です。

 

大石めぐみさん    英語のリズムを大事にしましょう。 音節と単語で強弱が逆にならないよう要注意です。

 

ちえさん        もうすぐ本番ですね。たくさんうたっておいてください。 練習は絶対に裏切りません。

 

中村亜海さん     英語を律儀に発音し過ぎると流れなくなります。 特にバラードは柔らかさが必要です。

 

山崎千晴さん     背筋を効果的に使えるようにするには、 肩と腕をもう少し前にした方がいいでしょう。

 

NOZOMI さん     自分のうたを活かすためには、共演するミュージシャンの特徴をつかむといいですね。

 

SARA ☆さん      自分の長所を活かしたレパートリー作りを心掛けましょう。 幅広くていいと思います。

 

sihosiho さん     いい感じで来ていると思いますよ。ハードル上げてもいい頃なんじゃないでしょうか。

 

野地恵子さん     失敗も大事な経験です。何故失敗したか、どうすべきだったか分析しておきましょう。

 

石田真弓さん     フェイクフレーズもスキャットもどんどん遊びましょう。難しく考え過ぎないように。

 

新居恵美さん      もうじき CD 発売ですね。 レコ発ライブ目指してブラッシュアップして行きましょう。

 

モカさん         フェイクは難しく考えなくていいですよ。ちょっと試してみるくらいで構いませんよ。

 

松田芳枝さん     古いタイプの曲が要注意ですね。そういう曲もクールにうたえます。挑戦しましょう。

 

Mackey さん      口の中をもう少し広くしてみましょう。特に高音域でふくらみのある声になりますよ。

 

桜井紀子さん     フレーズの最初に声を出し過ぎないように。強弱の差は今の 3 倍くらいつけましょう。

 

えみ子さん       とても努力しているのがよくわかりますよ。次のライブを目標に曲を増やしましょう。

 

玉井美知子さん    焦らずゆっくりうたう、が課題です。英語の発音も母音をもっと長くしてみましょう。

 

菅原悦子さん      ピッチに注意しましょう。 力むとどうしても下り気味になります。 軽さも必要です。

 

堀川眞紀さん     フレーズの始めの音をうたうタイミングは難しいですが、ここで大きな差がつきます。

 

萩田早苗さん     下降の半音程に苦戦していますが、諦めずひたすら繰り返し練習して克服しましょう。

 

丸田町かおりさん   もうじきライブですね。 たくさん練習してください。 テンポ出しにも慣れましょう。

 

丑山孝枝さん     どんなタイプの曲もうたえています。注意するのは英語です。丁寧に発音しましょう。

 

安井美和さん     時々しゃくる癖が出てきます。次の音へはポーンと上げるようにしてつなげましょう。

 

谷口歩さん       自分が思っているのとは違っていい感じでうたえていますよ。心配し過ぎないように。

 

小田幸子さん      自分の声を活かして、たっぷりしたうたを目指して下さい。ピッチに注意しましょう。

 

本間望さん       ノリがイーブン過ぎないよう気を付けましょう。スピーディにうたう箇所も必要です。

 

小野曜子さん      リキまずうたいましょう。大きな声でうたう必要はありません。柔らかさも必要です。

 

横洲かおるさん     曲によっては、はっきりしっかりうたわず、半病人のようにうたってみるといいです。

 

瑞季さん        口を横に広げ過ぎると子供っぽい声になるので、 むしろたてに開けてうたいましょう。

 

宮坂義人さん     声の流れを鼻で止めないようにしましょう。 大きな声よりも軽さを優先させましょう。

 

浦野友彦さん     ピッチが下らないように。肩の力を抜いてリキまずにうたいましょう。 強弱を大事に。

 

杉山敬子さん     ワキを閉めないでうたってみましょう。 自然な空気の流れができて楽にうたえますよ。

 

今木優子さん     英語の発音が律儀にならないようにしましょう。 もっと大げさに、スピードもつけて。

 

June さん       うたうモードになっていないと声の立ち上りが悪くなります。 腕は前に置きましょう。

 

シジミさん       とにかく力を抜いてうたいましょう。大きい声である必要はありません。軽さが必要。

 

YOU さん       符割りが曖昧にならないように注意しましょう。難しいテンポの曲では特に大事です。

 

ざくみさん       大きい声でうたうだけではなく弱くうたうことも必要です。一辺倒にならないように。

 

千絵さん        久しぶりのライブになりますね。力んだり構え過ぎずに、自然体でうたってください。

 

チャムさん       首から上だけが動いています。お尻と骨盤から上に引っ張り上げるようにしましょう。

 

Yuri さん       体を緊張させずにうたいましょう。空気の通路を確保して流れを大事にしてください。

i

yochan さん      一からやり直すのはつらいですが、ちゃんと成果が出ていますからがんばりましょう。

 

KANO さん       品行方正、律儀といった感じのうたはつまりませんね。 遠慮なく自分を出しましょう。

 

ヨシコさん        英語は思い切り大げさに発音することが必要です。 母音も少し長目に発音しましょう。

 

lili さん         特に 4 ビートの場合、 曲によってはちょっとだらしなくうたうとノリがよくなります。

 

sari さん        発声が変ってきました。このまま地道に練習してください。 英語は大げさに発音です。

                            

                               戻る