VOICE VOICE

VOL. 51   2014 5 月 号

 

 気がつけば、この新聞もいつの間にか 50 号を過ぎて、 51 号目。記念企画をするのも忘れていま

 した。 10 周年の時に記念号を出すつもりですが、ご存知のとおり。あまり期待せずにいてください。

 

VOICE

 

「少年少女合唱団員から 30 年、のブランクを乗り越えるために」  小野曜子

 

いったいいつから B-HOT VOICE STUDIO に通い始めたかしら?ちょっと考えても思いだせない。 確か

寒い時期に始めた。多分 2011 年の 1 月からかな。そうか、もうそんなになったんだ。

 

多くの人が言う。ミヤマ先生に出会って、目が覚めたとか、 目からうろこが落ちたとか、そんな類 の話。

しかし、私の眠りは深かったのか、はてまたうろこがタイのウロコのように硬くて分厚かったのか、なかなか

ピンとは来なかった。三年を経てやっと、薄紙がはがれるように何となく、歌うとは、発声とは、なんて、ぼん

やり感じてきたところだ。実にトロい。それなりの時間を歌うことに費やしていたのに、である。

 

今まで受けてきたレッスンは、娘ほど年下の売出し中のジャズボーカリストが先生。年食った伸び代のな

さそうな私に、文句の一つも言わずに、ただにこやかに時間分のレッスンをしてくれた。そして、年上ではあ

っても、 どうせ女子供のおけいこ事と、割り切って褒め殺してくれたプロ教師。これじゃ、ストレス解消にはな

っても上手くなるわけはない。

 

ミヤマ先生は違う。トーシローの私に、じっくりと声の出し方、発音の仕方,いわゆるノリなどを実に丁寧に

指導してくださっている。一時はすべてを否定される感じがして、困惑した。独特の発声儀式に、口があんぐ

りと開いたままになったこともある。それでも通おう、習おうという気持ちは揺るがなかった。曰く言い難い魅

力のあるレッスンだ。疲れてヘトヘトになる一時間。続けるうちにそれでも少しずつ変化は起きているらしい。

前回のレッスンでは、今まで「笑って、笑って!」と言われていたのが、急に「フレーズの最後ヘラっと笑顔に

なるのがだめ。」と来た。えっ、笑って歌うんでしょう?驚く私に、「いつまでも同じところに立ち止っちゃいられ

ないのよ。」とのお言葉。それって、少し前進した?うれしい。トロい私にも進歩があるらしい。進歩。なんてす

ばらしい言葉だろう。

 

4 月末小さなライブに出ることにした。図々しいのは昔からだ。後 10 日しかない。しっかり練習して、 当

日歌詞を間違えないこと。あらまあ、ずいぶん低い目標だね。いや、今の私はせいぜいそんなところ。 何事

にも初めの一歩、二歩はある。この原稿が出るころに、恥ずかしさで落ち込んでいないことを祈りつつ、さぁ

て、練習!

 

 

今月のわたし  

♡信頼できる美山先生について行きます。 Michi    はーい、がんばりましょー!

♡喉やられ 手は腱鞘炎 はよ治れ! 石田真弓   痛いの痛いの、飛んでけ!

 

*みなさんの コメント待っています! よろしく!

*暇な時には私のブログでも読んでくださーい!  http://miyakayo.seesaa.net/

*・・・ 美山こころの声

 

 

♮インフォメーション♮

 

平田敬子: 5/17 ( )  川越東武ホテル バー『アイリス』  18:30 開場  19:00 開演

                            軽食・飲み放題 ¥ 4,000

平田敬子 (Vo) 外谷 東 (P)

http://www.tobuhotel.co.jp/kawagoe/

 

 

美山ひと言アドバイス

 

赤津あやさん     うたい方も変化しているので、レパートリー曲のキーを一度チェックしてみましょう。

 

岩田京子さん     低い音域の発声に注意しましょう。意識し過ぎてこもっています。蓋をしないように。

 

大石めぐみさん    フレーズの最後の音の前の音で大きくしないようにしましょう。尻つぼみになります。

 

ちえさん          曲の間で集中が切れないようにしましょう。練習の時から意識するようにしましょう。

 

中村亜海さん     口の形を変えるだけになりがちです。身体全部を総動員して空気を持ち上げましょう。

 

山崎千晴さん     両足の幅を狭くして、体の真ん中に力を集め、骨盤から引き上げるようにしましょう。

 

南ひろみさん      ジャズ特有の音の動きや英語のつなげ方に、とにかく数多く練習して慣れてください。

 

NOZOMI さん      高い位置でブレスする習慣をつけると、一発で吸えるので、焦った風に聴こえません。

 

SARA ☆さん      レパートリーの幅が広がってきましたね。ただバラード曲をもう少し増やしましょう。

 

sihosiho さん      間の取り方を身に付けましょう。待てるようにする必要と待たない必要とがあります。

 

野地恵子さん      曲は星の数ほどあります。相性のよくない曲には拘らずに、次へ進んでいきましょう。

 

石田真弓さん      体調が悪い時の方がいい発声になったりします。その時の感じを忘れないことが大事。

 

新居恵美さん       声量を増すべきところはもっとパワーが必要です。全体の強弱の配分を考えましょう。

 

松田芳枝さん      次の音へ次の音へと、ポンポンと上ってつなぐようにうたうと、ピッチが下りません。

 

Mackey さん       粘ったうたい方と同時に、素早いうたい方も必要です。緩急両方でリズム感が出ます。

 

桜井紀子さん      フレーズの最後で納めてしまわないようにしましょう。曲の流れが削がれないように。

 

えみ子さん        ピッチが下がらないように、ポンポンと上へ上へうたいましょう。姿勢に気を付けて。

 

容子さん         ボサノバのリズムでうたう時と 4 ビートでうたう時のうたい方の違いに慣れましょう。

 

玉井美知子さん    焦らないように、次のフレーズへのつなぎの時にひと呼吸おいてうたってみましょう。

 

菅原悦子さん      足の幅を今より狭くして立ってみましょう。体の真ん中に力を集めることが大事です。

 

堀川眞紀さん      過密スケジュールの中でのレッスンは大変でしょうけれど、維持していってください。

 

萩田早苗さん      ゆったり、力まずにうたっている時の感じを記憶してください。発声もスムーズです。

 

丸田町かおりさん   とにかく明るく、軽くを心掛けてください。音を次々にポーンポーンと上げましょう。

 

安井美和さん      平たい感じにならないためには、母音を高い放物線を描くようにうたってみましょう。

 

局田奈都子さん    自分らしさを徹底的に追及してください。狭い考えに捉われず何でもやってください。

 

tomo さん        1 曲にどんなに時間がかかっても構いません。仕上がるまで着実に練習してください。

 

丑山孝枝さん           ジャズのスタンダード曲に馴染んできましたね。好きな曲を増やしていってください。

 

本間望さん       英語の語尾に注意しましょう。リズムやサウンドが違ってくるのでもったいないです。

 

瑞季さん         空気のパイプを開きっぱなしでうたいましょう。足幅を狭くして骨盤を使いましょう。

 

横洲かおるさん    うたに華やかさが出てくるといいですね。そうイメージしながらうたうといいですよ。

 

宮坂義人さん      バラード曲はメロディよりも歌詞を優先してうたってみましょう。溜めも生まれます。

 

浦野友彦さん      しゃくり上げたり平板にならないために、音を次々にポーンと上げてうたいましょう。

 

杉山敬子さん      ラッシュして次のフレーズに入らないために、適当なスペースをとることが肝要です。

 

小野曜子さん      ライブお疲れ様でした。集中して練習することになるので、また挑戦してみましょう。

 

谷口歩さん        音をキャッチするのが早いというのはとても有利です。自信をもってうたいましょう。

 

平田敬子さん      口の形を変えるだけではなくて空気でうたいましょう。息が長くなる必要があります。

 

小田幸子さん      難しい曲を練習したことでメロディやノリが楽になりましたね。また挑戦しましょう。

 

今木優子さん      足幅を狭く立ちましょう。口から吸うのではなく、頭の上から吸う感じにしましょう。

 

June さん               声を出しながら、もう一度鼻の中を上に開くようにしてみましょう。出し切れますよ。

 

Aya さん                うたう時に力みがなくなって、声が軽くなってきました。 音域の心配はありませんよ。

 

彩花さん         フェイクはどんどん変わっていいのです。ただうたう時に迷わないようにしましょう。     

 

YOU さん        ライブお疲れ様でした。実践で得るものはたくさんありますね。次につなげましょう。

 

ざくみさん               発声は当然大切ですが、どう表現するかも大切です。その曲のムードを掴みましょう。

 

千絵さん           響きを大切にしましょう。あと一息の所で納めてしまわないように出し切りましょう。

 

稲木美夏さん      リキんでうたわないようにしましょう。ピッチが少しシャープする原因にもなります。

 

チャムさん        体を上に動かしながら発声してみましょう。 その時、つま先に体重をかけないように。

 

Yuri さん         うたい出して 2 、3音目辺りで姿勢や口角がゆるみがちです。持続力をつけましょう。

 

iyochan さん           フレーズの出だしや途中で声を出し過ぎないようにしましょう。尻つぼみになります。

 

ヨシコさん               口びるの動きや鼻の響きだけでうたわないようにしましょう。はね上げてみましょう。

 

KANO さん       下半身と上半身を連動させましょう。骨盤を引き上げ踊るようにうたってみましょう。

 

miztama さん          発声は格段によくなりましたよ。レパートリー曲のキーと歌詞をチェックしましょう。

 

michi さん              姿勢や顔の表情は、普段の生活から気をつけましょう。 英語は反復練習してください。

 

ひろ子さん              ジャズ特有のリズムに慣れましょう。 うたい方としては軽く明るくを意識しましょう。

 

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