VOICE VOICE

VOL. 34 2011 7 月 号

 

さあ、いよいよ猛暑到来です。 覚悟していきましょう。 熱中症予防対策を怠らず、日頃の鍛錬も

怠らず、でもリラックスして楽しくいきましょう!

 

   VOICE

 

『かわいい!』  空閑美絵

 

私がジャズボーカルを始めたきっかけは病気でした。

 

ゴールデンウィークの最中に、それまで自分で大丈夫と思いたくて病院に行かないままだったので

すが、これはやばいかもしれないと休日に見てもらえる区の診療室に行ったら、すぐに大きな病院で

診てもらってと言われてしまいました。

その足で行った大学病院の救急外来でそのまま入院に。自分を丈夫な方とは思っていませんでし

たが、さすがに焦りました。 そして二週間後に手術ということになり、そのあとには抗がん剤治療が

待っていました。婦人科系 のガンで、幸い抗がん剤がよく効くと言われ受けたのですが、その副作用

がこれまた非常にキキマシタ。 かなりボロボロで、でもとりあえず日常生活が送れる所まで戻ってこれ

たので(5年生存率3割って 言われてた)何か好きな事でもしようかなぁと思いつきました。

 

ストレスに弱いので何か楽しく発散出来る事がしたい、仕事(披露宴のピアノ奏者などをやっていま

した)も辞めてしまったし、子供も居ないので時間はある。そして夫の会社の福利厚生で新宿のカル

チャーセンターの入会金が無料になることを知り、この講座の中から何かやってみるか、ふむふむ

歌を習うなんてどうかしら?

子供の頃にやったことで譜面には困らないし、電子オルガン講師時代にちょっとジャズの理論も教

わったりしてるしなぁ、英語で歌うのもなんとなく悪くないし、ジャズボーカルにしよう!と思いま した。

でもジャズ自体にたいして興味はなくて、ジャズボーカリストで知っているのはエラサラくらい。

そんな状態で数年そこで教わっていたのですが、抗がん剤の副作用で粘膜をやられていた私は、元

々声量も無い上に声が掠れて、以前と同じような声で歌えませんでした。きちんと発声や技術を教えて

くれる先生を探していた時に、友人から勧められたのが美山先生でした。最初に美山先生の所にきた

時には再発して、少量抗がん剤治療をしている最中でした。

 

HP を拝見してはいたのですが、実際行ってみると聞きしに勝る発声練習!そして教えるスキル、能

力の高さに感激しました。 まずピアノの腕の素晴らしさ。こういうと差し障りがありそうだけど、ジャズボ

ーカルの先生でまと もにピアノ弾ける人って本当に少ない。それから発音指導の確かさ。私がいい加減

に歌っていると、 本当にきちっと指摘して下さる。そして人間としてとても真面目に物事に向かっていく態

度、日々研 鑽を怠らない姿勢。

発声も最初の頃と今ではやり方が少しずつ違ってきたりするのですが、それも美山先生がルーティン

ではなく、より良い方法を探して下さっている証拠だと思うのです。

それから………かわいい! 素顔の美山さんはお茶目でお美しくて年齢不詳で、女性としてあやかり

たいこといっぱいです。それはきっと心が曇るようなこと、天に恥じるようなことをしないでここま で来たか

らなんだと思いました。(ちょい大げさ? f^_^; )それは大人になると本当にとても難しいことだと思うので

すが。

 

飽きっぽくて、不遜にも見切ったと思ってしまうと続かないことが多い私なのですが、ジャズボーカ ルは

しぶとく続けています。やるほどに色々難しいこと、探究すべきことがいくらでも出てきて飽き る暇がありま

せん。そして楽しい。歌う事って人間の根源的な楽しみの一つなんだなぁと思います。

 

最近は歌いたい素人がいっぱい居て、老舗ライブハウスが素人ライブで糊口を凌いでいるような状態です

が、かく言う私もその一員でして、時々ライブをさせていただいたりしています。セッションがきっかけで素晴ら

しいミュージシャンと知り合えたり、人前で歌うことによるまた違う楽しみも知ってしまいました。 そして今は友

人とコーラスグループを始めて、自分たちでアレンジして練習して頑張っています。

7/16 に渋谷 Ko-Ko でコーラス含めたライブやります!ピアノ田村博さんです!←宣伝すみません

m(_ _)m

 

こんな時勢なのに、これではまだまだ止められそうにありません。再発の心配も無くなってはいないのです

が、このまま歌い続けられるといいなぁ♪

美山先生、これからもご指導よろしくお願いいたします!

 

◇ 今月のわたし ◇  

♡毛穴迄見えるハイビジョン TV が我が家に降臨。鮮明さに絶句。 加藤夕季 うーん、怖いかも。

♡忙しくなっても、短時間集中で毎日ちょっとずつでも前進したい。   濱のぞみ 心構えがいいなあ。

♡暑さを音楽へのパワーに変えたいです!ばてない様に乗り切りたい! 石田真弓 パワー全開!

♡美山式股関節法でただいま脱皮中!   桜井紀子    ラクラク発声!

♡さぼってたお腹が今頃悲鳴をあげています!  #SARA ☆    特訓だあ!

遂に YouTube にアップ!師匠の浜松でのパフォーマンスぜひご覧ください! 鈴木麻美下記に詳細!

*・・・ 美山こころの声

 

*YouTube URL (コピペしてアクセスしてください):

http://www.youtube.com/watch?v=WMnMeoPk4bQ&feature=channel_video_title

http://www.youtube.com/watch?v=_nWMft4qMCA

http://www.youtube.com/watch?v=KWGt9DW-q-0

 

♮ インフォメーション ♮

 

空閑美絵: 7/16 (土)  渋谷『 Ko-Ko start 20:00 MC\2,400

Blue Birds (空閑美絵 / 亀谷由香 / 日高由美子) Vo. 田村博 P. 池田聡 B .

http://www3.point.ne.jp/~ko-ko/

 

SARA ☆: 7/22 (金) 『 LIVECAFE  Jammin ' 』  20:00 start (2 sets)

TEL: 049-223-5373

http://live-cafe-jammin.com/

7/30( ) 川越『 SWEET CADILLAC 19:00 start (2 sets)

TEL: 049-226-0797

http://homepage3.nifty.com/sweet-cadillac/

 

♪ 美山ひと言アドバイス ♪

 

岩田京子さん     とにかく力まずにうたいましょう。リラックスする方が声もリズム感も自然に聴こ

えます。

 

大石めぐみさん    緊張すると顔面の筋肉も硬直して、声がこもってしまいます。力を抜いてはじけ

ましょう。

 

ちえさん         コンサートに向けて1曲づつ詰めていきましょう。もう一度イメージを膨らませま

しょう。

 

三沢ひろみさん    慌てる必要はないので、自分のペースでレパートリーを 1 曲づつ練り上げてい

きましょう。

 

中村亜海さん     うたの表現は様々です。正しくうたうことがすべてではありません。柔軟に構え

ましょう。

 

磯部崇史さん     うたうときの姿勢に気を付けましょう。発音は特に語尾に注意して、雑にならない

ように。

 

山崎千晴さん     長い音符を響かせすぎずにうたってみましょう。フレーズが停滞せずスムーズに

なります。

 

加藤夕季さん     メロディー全体の輪郭、つまり作曲者の意図を掴むと、どんな曲でも易しく捉えら

れます。

 

鈴木麻美さん     歌詞を付けずにメロディーをストリングスのようにうたってみましょう。流れが掴

めます。

 

今泉庸子さん     すべての音を響かせるのではなくて、英語のリズムに沿って抜いたり落としてみ

ましょう。

 

南ひろみさん     体の使い方と発声の関係がわかってきたので、難しい音程にも対処し易くなると

思います。

 

濱のぞみさん     母音の [O] [U] の発声に注意しましょう。これがしっかり発声できると幅が広

がりますよ。

 

SARA ☆さん     一音一音を同じように響かせてうたうと唱歌のように聴こえます。抜き方を覚え

ましょう。

 

sihosiho さん     積極的にレパートリーを増やしましょう。ジャムセッションにもどんどん参加しま

しょう。

 

Ayako さん       ピアニシモからフォルテシモまで、硬質なトーンから柔らかいトーンまで練習しま

しょう。

 

野地恵子さん     うたう時に顔が前に出ないように注意しましょう。発声はほぼ姿勢で決まってしま

います。

 

石田真弓さん     背筋や腹筋を鍛えておきましょう。緊張をほぐしながら慌てずにのびのびうたい

ましょう。

 

新居恵美さん     色々なアーティキュレーションを身に付けましょう。曲が持つムードを大事にしま

しょう。

 

松田芳枝さん     英語のリズム感に沿ってうたうことを心掛けましょう。それだけでノリが違ってき

ますよ。

 

Mackey さん      クールで且つグルーブすることを目指しましょう。ピッチが下がらないように気を

つけて。

 

上田桂子さん     響かせるばかりではなく、抜いたり落としたりしてみましょう。表現の幅が広がり

ますよ。

 

石井章子さん     リラックスした自然なうたを目指しましょう。スタンダード曲以外でもいいと思い

ますよ。

 

桜井紀子さん     姿勢が矯正されて体のバランスが取れれば発声は楽です。体に覚え込ませてい

きましょう。

 

えみ子さん      力まないこととエネルギー不足は違います。英語をクリアーにするにはパワーが

必要です。

 

萩田早苗さん     無表情にならずにうたいましょう。英語の発音を最優先課題にして取り組んでみ

ましょう。

 

玉井美知子さん    うたっている時の姿勢に注意しましょう。慌てずバックの音をよく聴いてうたいま

しょう。

 

菅原悦子さん     バラード曲にも色々なタイプがあります。曲によって雰囲気を変えてうたってみま

しょう。

 

スイトピーさん    姿勢に気を付けましょう。曲が自分のものになるまで繰り返し何度でもうたってく

ださい。

 

堀川眞紀さん     体のバランスを取りましょう。どの音域も力まずにうたってください。自然に聴こ

えます。

 

小原幸代さん     うたっている時に体が沈んで行かないように気を付けましょう。リズム感にも影

響します。

 

金澤豐史さん     大きい声にしないで練習してみましょう。力に頼らず、空気で繋げる感覚を覚え

ましょう。

 

ぴーちくさん     姿勢を矯正していきましょう。発声が安定すればうたも力みのない自然な感じに

なります。

 

パンダさん      大分力みがとれてうたがナチュラルになってきました。慌てずにうたうようにしま

しょう。

 

スズさん       直線的にうたわないよう心掛けましょう。フレーズの途中で声の位置が下がらない

ように。

 

染矢幸子さん    根気強く、辛抱強く練習しましょう。自分の初めの頃の録音を聴くと成長がわかり

ますよ。

 

SACHIKO さん      英語はどの音節も同じ圧力で発音するとぎこちなくなります。抜くところを作りま

しょう。

 

丸田町かおりさん  うたに余裕が出てきて、色が見えてきました。違ったタイプの曲を練習していき

ましょう。

 

一休さん       リラックスして耳を集中させましょう。思い込んでしまわず冷静にリズムを捉え

ましょう。

 

三浦志保さん     色々なアーティキュレーションを使いましょう。テンションノートに慣れて行きま

しょう。

 

安井美和さん     どの音も同じように響かせるのではなくて、英語のリズムに沿って抜くところも

必要です。

 

美楚さざい さん    声の位置が下がらないように注意しましょう。アーティキュレーションを増やしま

しょう。

 

tomo さん       焦らずに自分のペースでじっくりと練習してください。姿勢は普段から気を付けま

しょう。 

 

ヨーコさん        上半身が「く」の字に曲がらないように気を付けましょう。ブレスのコツを覚えま

しょう。

 

蘭さん           響かせるだけでなく抜くところを作りましょう。アーティキュレーションを考えま

しょう。

 

丑山孝枝さん     着実にレパートリーが増えていますね。英語を大胆に発音すると、うたが活きて

きますよ。

 

Sherry さん      ハードルの高い曲の練習になりますが、根気強く少しづつ進むつもりで取り組み

ましょう。

 

大栄美さん     スケールの大きなうたがうたえる声を持っていますから、ファルセットも使ってく

ださい。

 

笠原ふみこさん    自立してうたえることを目指しましょう。基本をしっかりつかむところから始めま

しょう。

 

間島直美さん     うたう時に体が落ちないように注意しましょう。柔らかさを感じさせる声も使いま

しょう。

 

本間望さん      姿勢を良くして、口角と頬の筋肉を上げましょう。トーンや英語がクリアーになり

ますよ。

 

瑞季さん       重きを置かない単語は響かせずにうたいましょう。 4 分音符のノリ方を身に付け

ましょう。

 

局田奈都子さん   地声が安定してきました。出したり引っ込めたりする英語のリズム感を身に付け

ましょう。

 

横洲かおるさん    全ての音を響かせるのではなくて、抜いてうたうことも必要です。英語のリズム

を大切に。

 

宮坂義人さん     歌詞を暗記してうたう姿勢がいいですね。何度でも繰り返し練習することが力に

なります。

 

浦野友彦さん     発声がずい分安定してきました。緊張がほぐれれば、特徴的な高音部がもっと活

きますよ。

 

咲井裕子さん     時には柔らかいトーンも必要です。力みを取って、ピッチが下がらないようにしま

しょう。

 

田中恵美さん     レッスンへの集中力がありますね。できるだけ繰り返し練習して発声発音に慣れ

ましょう。

 

杉山敬子さん     一つのフレーズを空気で繋げてうたいましょう。英語のリズムを最優先課題にしま

しょう。

 

小野曜子さん     リズムの取り方に慣れましょう。ブレスの方法を覚えると、焦ってうたわなくなりま

すよ。

 

ユッコさん        顔を前に出さないようにしましょう。リズム感は曲数が増えて行けば段々身に付き

ますよ。

 

松本尚子さん     長いお休みになりますが、時間がある時にはレッスンを思い出しながら練習してく

ださい。

 

シジミさん        直線的で柔らかみに欠けたうたに聴こえないよう、リラックスした発声を心掛け

ましょう。

 

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